
スクイーズは、握ると形が変わり、手を離すと元の形へ戻っていく感触を楽しむ、やわらかい玩具・雑貨です。なかでも、透明な袋に入れたまま握って楽しむ「袋入りスクイーズ」が、SNSや店頭で注目を集めています。この記事では、袋入りスクイーズの特徴と素材の違い、オリジナルで作るときに決めることを整理します。
このページの要点
- スクイーズは「握ってつぶし、戻る感触」を楽しむやわらかい玩具・雑貨の総称で、素材や製法は一つではありません。
- 袋入りスクイーズは、本体と袋を組み合わせた状態で、見た目と触り心地が決まります。
- オリジナル製作では、形・サイズ・数量・袋と包装を決め、触り心地はサンプルで確認します。
スクイーズとは
スクイーズは、英語の squeeze(ぎゅっと握る)に由来する呼び方で、英語圏では squishy とも呼ばれます。パンやスイーツ、動物、キャラクターなど、モチーフの形を立体にした製品が多く、見た目のかわいさと手触りの両方を楽しめるのが特徴です。
大きさは、ボールチェーンを付けて持ち歩ける小さなものから、手のひらに収まるもの、両手で握るものまでさまざまです。スクイーズマーケットの参考料金では、本体の目安を50mm級・80mm級・100mm級の3つに分けています。
袋入りスクイーズの特徴
袋入りスクイーズは、本体を透明な袋に入れた状態で販売・配布し、袋越しに握って楽しむスタイルです。袋のしわや光の反射も含めて見た目の一部になり、袋の形や印刷、台紙によって、商品としての見せ方をつくれます。
一方で、袋の素材や厚さ、閉じ方によって、握ったときの感触や見え方が変わります。本体だけでなく、袋を含めて仕様を決めることが大切です。袋の選び方は袋の確認ポイントで詳しく解説しています。
素材と触り心地の主な種類
スクイーズには、いくつかの素材の系統があります。代表的な傾向は次のとおりです。
| 素材の系統 | 触り心地の傾向 | 製作前に確認したいこと |
|---|---|---|
| 発泡ウレタン系(低反発PUなど) | 押すとつぶれ、ゆっくり戻る。パンなど立体的な造形にも使われる | 表面の塗装、形の戻り方、におい、ロットによる差 |
| シリコン系 | やわらかく、もちもちとした弾力や伸びを感じやすい | 表面のべたつき、袋との相性、破れにくさ |
| TPRなどのエラストマー | 手頃な既製品から特注品まで幅がある | 材料のグレード、添加剤、耐久性、触り心地 |
表の内容は一般的な傾向です。同じ系統でも、配合や形状、袋との組み合わせによって触り心地は変わります。「もちもち」「水感」などの呼び方も、材料の規格名ではありません。
スクイーズマーケットでは、形状・用途・袋との組み合わせと製造条件を確認して、使用する材料をご案内します。触り心地は、サンプルを実際に触ってご確認いただきます。
いま話題になっている背景
スクイーズへの関心は、2025年後半から2026年にかけて大きく高まっています。公開されているデータには、次のようなものがあります。
- 当サイトがGoogleトレンド(日本)で確認した週別データでは、「スクイーズ」の相対的な検索関心が、2025年9月28日からの最初の13週の平均13.08から、2026年9月20日までの最後の13週の平均75.23へ上がりました(2026年10月1日取得)。検索件数そのものではなく、0〜100で示される相対値です。
- 卸売サイトのスーパーデリバリーは、同サービスにおけるスクイーズの受注指数が、2023年1月を1とした場合に、2026年春時点で10倍以上に拡大したと公表しています(2026年5月22日公開)。同サービス内の指数で、市場全体の規模を示すものではありません。
- 株式会社ハンズは、2026年4月11日から6月7日まで、全国15店舗で「【触活】スクイーズ企画」を展開すると発表しました(2026年4月28日発表)。
見て、触って楽しめるスクイーズは、雑貨店の売り場やSNSで話題になっています。自社のキャラクターや看板商品をモチーフにしたオリジナルスクイーズは、話題性のあるグッズとして、物販やノベルティの企画に取り入れられます。用途ごとの考え方は活用例と企画のポイントをご覧ください。
オリジナルで作るときに決めること
オリジナルスクイーズを作るときは、次の順に整理すると、相談や見積もりが進めやすくなります。
- モチーフと形:キャラクター、食品、商品など、立体で残したい特徴を決めます。詳しくはデザインと入稿のポイントへ。
- サイズ:50mm級・80mm級・100mm級を目安に、使う場面から考えます。
- 数量とデザイン数:同じデザインの数量と、作るデザインの種類を整理します。数量と費用の考え方も参考にしてください。
- 袋と包装:袋越しに握る袋、外袋、台紙やタグ、ロゴ印刷の希望をまとめます。
- 触り心地の確認方法:サンプルで確認する進め方を決めます。サンプル確認と量産承認で流れを解説しています。
- 使用日と納品日:イベントや発売日から逆算して、日程を相談します。製作の流れと納期の考え方もご覧ください。
よくある質問
スクイーズと袋入りスクイーズは、何が違いますか?
袋入りスクイーズは、本体を透明な袋に入れた状態で楽しむスタイルを指します。本体と袋の組み合わせで見た目と触り心地が決まるため、製作では袋の仕様も合わせて決めます。
素材は指定できますか?
ご希望の触り心地や用途をお知らせください。形状・サイズ・袋との組み合わせと製造条件を確認し、使用する材料をご案内します。触り心地は、サンプルで確認してから決めます。
触り心地を数値で指定できますか?
触り心地は、材料・形状・袋の組み合わせによって変わります。数値での指定や、硬さ・戻り方の個別調整はお約束していません。サンプルを触って比較し、量産する仕様を決めます。
参考資料
仕様・数量・費用・納期は、ご希望の図案を確認して個別にご案内します。
オリジナルスクイーズ製作・OEM